研究内容

研究内容 

光と電場、磁場による分子運動および反応ダイナミクスの制御

光と電場、磁場による分子運動および反応ダイナミクスの制御

1) 電場を作用させるとスペクトルにシフトや広がりが観測される。

各状態の電気双極子モーメント(電子雲の偏り)および分極率(電子雲の広がり)の大きさに応じて準位がシフトし、いわゆるシュタルクシフトが生じる。ランダムに分布する系では図1)に示すようにスペクトルのシフト(一次微分)からは分極率の変化量、スペクトルの広がり(2次微分)からは電気双極子モーメントの変化量を見積もることできる。

2) 電場を作用させると極性分子は分子配向を起こす。

偏光実験での吸収強度の変化から分子配向がわかる。図2)のMagic angle では配向での強度変化なし。

3) 電場を作用させると励起状態のダイナミクスが変化する。

電子移動反応では生成物(ラジカルイオン対)は電気双極子モーメントが大きく、下の図3)に示すように電場により準位がシフトし、反応の自由エネルギー差が変化し、電子移動速度の変化が期待される。その場合、電場発光強度の変化や発光減衰への電場効果から変化量を見積もる事ができる。

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